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子宮頸がん

子宮頸がんで、子宮全摘をしたお話(検診はとても大事です)

私は1人でも多くの女性に「検診に行こう」と思って頂きたいので、今回投稿させて頂きました。

子宮頸がんは、女性なら誰にでもなる可能性のある病気のひとつです

でもね、手術しなくちゃいけなくなったら、もっと大変だし、不安だし…凄く悩みます。

私も「再検査」の連絡があった時は、子宮頸がんについて無知だったため、とても落ち込みました。

なので簡単ですが、子宮頸がんについて説明させてください。

子宮頸がん(1期)になり子宮全摘することに…

お恥ずかしい話、子宮頸がんの検診を初めて受けたのが39歳の時でした。(その時は異常なし)

生理痛もなし、28日周期で遅れることもほぼ無く婦人科にお世話になることがなかったので
勝手に『私は大丈夫』と思っていました。

再検査の連絡があった時は、子宮頸がんについて無知だったためとても不安になり落ち込みました。

最初は上皮内癌(0期)と言われた為、円錐切除術という簡単な手術をしました。

病理検査の結果、浸潤癌が見つかったとのことで上皮内癌(0期)から微小浸潤癌(1A1期)へ

子宮全摘の為、二度目の手術をしました。

子宮頸がんとは…

子宮の入り口近くにできる女性特有のがんです。

20~40歳代に多い子宮頸がん(上皮内がん含む)

子宮頸がんは、がんによる死亡原因の第3位、女性特有のがんの中では乳がんに次いで第2位を占めており、特に20代から30代の女性においては、発症するすべてのがんの中で第1位

30歳代までに年間約1,000人の女性が治療で子宮を失って約2,900人の方が亡くなってるそうです。厚生労働省のHPより(2019~2020年)

子宮頸がん初期は無症状 だから検診が必要

婦人系の検診は、なかなか症状がないと行きにくいですよね。

子宮頸がん初期は無症状です。

進行するに従って異常なおりもの月経以外の出血(不正出血)・月経の変化(長引く、不順になる)・性行為の際の出血、下腹部の痛み等が現れるそうです。

症状が出てからでは癌が進行していることが多いそうなので、検診がとても大切なんです。

和歌山の婦人科検診受診率 全国44位

子宮頸がんの検診受診率が全国平均43.7%(和歌山は38.5%で44位)
乳がんの検診受診率も全国平均47.4% (和歌山は40.6%で44位)

和歌山では検診を受ける方が比較的少ないそうです。

他人事だと思わず年齢関係なく子宮頸がん、乳がん検診の女性に多い病気の検診はかならず受けて欲しいです。

子宮には、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮頸がん・子宮体がん・卵巣腫瘍・卵巣がん・・・・と、沢山の種類と症状があります

生理痛がひどい、月経量が多い・おりものに悪臭がある・・・など、少しでもあれ?って思ったらとにかく病院へ行ってくださいね。

子宮頸がんの原因と症状

子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因で起こることが発見されています。

子宮頸がんは遺伝などに関係なく、性交経験がある女性の8割近くが、一生のうち1度は、このウイルスに感染すると言われています。
感染したからといってすぐにがんが発症するわけではありません。

ほとんどの場合感染は一時的で、ウイルスは自然に消えると言われていますが、排除されずウイルスが子宮頸部に残り、長い間感染が続いた場合には、その部分の細胞が少しずつがん細胞へと進行してき、子宮頸がんとなります。

再検査になっても怖がらないで!

「再検査」と言われたら凄く不安になるものですよね。

再検査では「前がん状態」「がんの疑い」を調べます。

再検査になる確率は一般的には1.5%程度です。
再検査を受けて、がんが発見される確率は0.01%らしいです。

正常(異常なし) 1~2年に一回の定期検査
CIN1・CIN2   定期的に精密検査
CIN3・上皮内癌 円錐切除術・子宮摘出
浸潤癌      子宮摘出・化学放射線療法など…

再検査=癌(子宮全摘)ってわけではないので不安がらなくても大丈夫です。
「前がん状態」の軽度(CIN1)・中等度(CIN2)異形成の場合は、治療しなくても自然治癒する事があるそうで、経過観察をすることが多いそうです。

10,000人検診したとしたら150人が再検査して1人が子宮頸がんになるという計算らしいので、なかなか確率低いですね。

早期発見なら子宮全摘しなくても良い

CIN3・上皮内癌(0期)であれば、円錐切除術という子宮頸部の一部を切除して、子宮を残す方法があります。
上皮内癌の場合、子宮全摘か、円錐切除のどっちか…と言われました。

次の検診までにどっちにするか家族と相談してほしいと言われ「円錐切除」という比較的簡単な手術をすることにしました。


メリット
・子宮を残し妊娠や出産が可能
・入院期間が2泊3日位で済む
・手術も30分程度
・確実な病理診断が可能
・子宮全摘出術より体の負担が少ない

デメリット
・浸潤癌の場合十分な治療にはならず追加治療が必要
・子宮頸部が短縮することにより、流早産のリスクがやや高まる

病理結果、浸潤癌見つかる

私の場合は「上皮内癌」ということで円錐切除術を行いましたが、円錐切除術の結果(術後病理診断)で微小浸潤がんで切除断端に癌が見つかりました。

転移してないかどうか、PET/CT・MIR検査をしました。
結果は転移してませんでした。
毎回、結果を聞くときが本当にドキドキしますね。

私のように少し手遅れになると簡単な手術だけじゃなく、子宮を取らなくてはいけなくなってしまうのです。

私の流れ
↓子宮頸がんの検診
↓子宮頸がんの再検査
↓子宮頸がんの再検査結果(上皮内癌)
↓円錐切除術の為、入院
↓円錐切除術の病理検査の結果(1A1期)
↓PET/CT MIR検査
↓PET/CT MIR検査(癌の転移無し)
↓子宮全摘(開腹手術)の為、入院
↓子宮全摘後の病理検査の結果(問題なし)


自分の身を守るのは自分しかないんです。

男性の方は、あなたの大切な彼女、奥さん、娘さんに「検診受けてる?」って聞いてあげてください。

私の場合、40過ぎてるし、結婚もしてないし、子どもを産む予定もないので
子宮全摘を、すぐ受け入れたけど…これが30代なら凄く悩んでたかもしれない…

これから妊娠を希望する女性にこんな思いは本当にして欲しくないです。
(年齢も関係ないので、閉経したから大丈夫とかでは

癌の初期とはいえ自分が癌だったということと
そして、子宮全摘しないといけないことが同時で
病院では冷静だったのに、車に乗った瞬間、涙が止まりませんでした。

泣く私に母が「私も(子宮筋腫で)子宮無いし、子宮無くてもなんて事ない!!だから大丈夫よ」って言ってくれて、心強かったです。

ちょうど大黒摩季さんのインタビューを数日前に読んでたんです
もう一度読み返しました


子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮筋腫など、そして最終的には子宮全摘を経験した大黒摩季さん

悩みって、答えを出さないから悩むんですよね。
答えを出しちゃえば悩みじゃなくなるから、私は悩まないんです。
子宮がなくなったこととか、悩んでもしょうがないしね


その文章を読んで、「悩んでも仕方ない!よし受け入れよう!受け入れて前向きに頑張ろう!!!」そう思ったら不思議と楽になってきました。


自分の悩みや苦しみが人様の勇気や希望になったりすると、あながち自分の苦しみも悪くないなと思えます

私はこのインタビューにとても救われました。
経験者の言葉って本当に心に響くし、とても勇気づけられました。
心が不安定になったら毎回読み返してました。

その時のインタビューはこちらです!


両親、友達、仕事関係、親戚、知り合い

人の優しさや思いやりがこんなに有難い事なのか…と、今までに思ったことがないくらい、沢山の優しい思いを受け取り、沢山励まされ
本当はきっと辛いはずなのに、私って幸せな人間なんだなって思ったら不思議とあまり落ち込みませんでした。
落ち込んだところで結果は同じ…。
だったら「もし何かあっても絶対に治してやる!!気持ちで負けない!!」
そんな風に心強く過ごす日々でした。

結局、1人じゃなんも出来ないし、人の優しさの中で私は生かされてるんだなって凄く実感しました。

自分の病気のことで悲しんで泣くよりも、みんなの優しさに触れて、嬉しくて泣くことのほうが多い半年でした。


他の子宮の病気で子宮を取るか悩んでた友達が
「まいこ取るなら私も取るわ!」と、まさかの一日違いで子宮全摘 (病院と手術方法は違えども…)
お互い励まし合いながらの手術、入院生活を過ごせたのが本当に心の支えになりました!


入院でお世話になった先生や看護師さんが本当に優しい人ばかりで初めての入院でも不安もなく心強かった。

本当に凄い大変な仕事なのに、いつも笑顔で気遣ってくれるし、本当に改めてすごい仕事って思いました。
医療従事者の方全てにありがとうございます!!


今回、この事で「受け入れる」っていうを学べた気がしました。


退院する日の朝、同室の方が(術後2日目)朝早くから咳をしてました。
手術後の咳って本当にしんどいんですよ。。
少しでも楽になるようにのど飴を持っていきました。

その方は術後、翌日に歩くのも痛いし尿カテ外せなかった事を落ち込んでたみたいで
「私も同じでしたよ!歩けなかったし尿カテ抜いて貰えなかったし〜!絶望感凄いですよね!!でも多分今日から動き初めは痛いけど普通に動きやすくなるはずですよ!」って雑談

その方が私が退院で部屋出る時に、帰りにわざわざ声掛けてくれて
「嬉しかったし、勇気と希望を頂きました、ありがとうございます」って

私のその一言が誰かの勇気になれたと思ったらとても嬉しかったです。


私は比較的、メンタル強めに乗り越えたし、術後も回復が早い方だったので
私が経験したことをこれから経験する人達にお伝え出来ればと
円錐切除編
子宮全摘編
入院する時に便利なもの
傷口や、免疫アップにおすすめ商品などアップする予定です。

開腹手術(帝王切開等)される方なら少し参考になると思います。

何が1番大変って、咳がとにかく激痛だった!
ネットで「開腹手術 咳 いつまで痛い」とか検索しても具体的な事が書いてなくて絶望…

この痛みといつまで戦わないといけないのですか、、、、とか!

私の目線で堅苦しくなく面白く書いてます!(そのほうが読みやすいでしょ!?)

最後まで読んでくださって本当にありがとうございます!

また、美味しい情報沢山アップしていきますね!

その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

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